2022年も残すところ僅かとなっていますが、大納会まで後4日となりましたね！
米国利上げから乱高下の激動な相場となりましたが、年末相場に向けてというところで12月20日に日銀が金融政策を修正、これにより「日銀ショック」、日経平均株価は1週間で-1,291円下落と大波乱となりました。
利上げの影響でグロース株は個人投資家が多い事から追証発生続出して大暴落となりましたが、年の最後にこんな事になるなんて…という投資家も多そうですね…
独歩高となっていたドルも崩れてドル円は10月21日151.94円から12月20日には130.58円と2ヶ月で20円ですからね。為替に関しては日銀も利上げしましたので今後はもっと円高方向になると思いますが、為替レートを135~140円としている企業は下方修正もありそうなので注意しておくべきかと思います。
相場環境は色々と不安定ではありますが、クリスマスの祝日を含めて年末休暇を取得する市場関係者の投げも一旦落ち着いた感じありますので、ここから年末で利益を狙えそうな銘柄をPICKUPしました。
株プロサラリーマン厳選の年末利益狙い銘柄 大栄環境(9336)
大栄環境は2022年12月14日に東証プライムの上場の大型IPO銘柄、一般・産業廃棄物の収集運搬、中間処理・再資源化及び最終処分を中心とする環境関連事業及び有価資源リサイクル事業を展開する企業です。
同社が保有する廃棄物収集運搬車両は約700台、海上輸送コンテナについては約800基。30ヵ所以上のリサイクルセンターをつなぐ資源循環サービスネットワークを持ち、関西圏・中部圏・関東圏を中心に北は東北から南は沖縄まで、広範囲からの収集が可能となっています。
環境関連事業は、新型コロナ規制や資源価格の高騰からメーカーの生産計画見直しや建設工事延期など廃棄物取扱量は減少傾向ではありましたが、経済活動が再開から需要が拡大しています。
同社が上昇する見込みが高い部分では、円高恩恵もあり12月IPO銘柄ですのでチャートも手垢が付いていません、ここ最近の投げ売りが出る相場でも下値は堅い動きとなっています。
PER21倍台、PBR2.88倍とそこまで割高ではありませんし、TOPIXの組み入れも1月にありますので、それを見越しての先回りの買いが入ってくる可能性は高いと見ています。
株プロサラリーマン厳選の年末利益狙い銘柄 薬王堂HD(7679)
薬王堂HDは東証プライム上場、岩手地盤、東北6県を中心にドラッグストア「薬王堂」を376店舗運営する企業です。
小売業にとってインフレは収益を圧迫する懸念がありましたが、同社は順調に利益を積み上げており23年2月期第2四半期累計（3～8月）の連結決算は営業利益は28億2200万円、通期計画40億9500万円に対する進捗率が68.9％、売上高は646億8300万円と業績となっています。
通期業績予想については従来計画を据え置いてはいますが、11月度の月次速報で、既存店売上高は前年同月比8.5％増と12カ月連続で前年実績を上回っており、客数が同2.1％増、客単価が同6.2％増と伸長しています。
新型コロナウイルスも国内で第七派到来して感染者増加、中国ではゼロコロナ政策を解除した事で新型コロナウイルスの感染者が急拡大、1日で100万人以上となっていますが、中国では抗原検査キットや「パブロンゴールドA」など市販の風邪薬や解熱剤がドラッグストアでバカ売れしています。
同社はセルスペクト株式会社製の体外診断用医薬品「クオンパス COVID-19 抗原検査キット」を 1月24日販売開始以来、累計100,000個を超える受注となっていますが国内感染者の増加、中国需要という面を考えても期待できそうです。
株プロサラリーマン厳選の年末利益狙い銘柄 アースインフェニティ(7692)
東証スタンダード上場、小規模店・企業向け電気・ガスの小売事業。電子ブレーカー機器の製販も展開する企業です。
大物相場師トンピンさん銘柄としても有名です。23年7月期第1四半期の決算発表にあわせ、通期の業績及び配当予想の上方修正を発表、年間配当予想も従来の5円→10円に増額しています。本日は一時1500円まで急落する場面もありましたが75日移動平均線で下げ止まり下髭つけての戻しとなっています。
今日の動きを見ましてもまだトンピンさんの資金は入っていますし、支えている感じがありますね。臨時株主総会の基準日が1月16日といますので、それに合わせて貸し株の返済を受けなければいけないので、そういった部分もあり切り返しが期待できそうです。1500円で撤退とするならば、取り組みやすく面白さはあると思います。
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