今回は億トレもですがアレス投資顧問でも「厳選注目銘柄」で紹介しているハーモニック・ドライブ・システムズが今後伸びしろ高そうですので注目銘柄として記載致します。
アレス投資顧問も注目銘柄として記載！ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)
東証スタンダード上場、PER140倍、PBR3.5倍、利回り0.67％、時価総額2856億円。1970年に設立し、米国から独自の波動歯車装置を導入。産業ロボット、半導体製造装置向けを中心に、自動車のエンジン向けの製品を扱う、中小型の精密減速機で世界トップ企業です。
8月7日の25年3月期第1四半期決算では、売上高は12,998百万円（前年同期比13.4％減）、営業利益は238百万円の赤字（前年同期は911百万円の黒字）転落、売上高は、前年同期比で、車載向け用途が増加。産業用ロボット向け、半導体製造装置向け、フラットパネルディスプレイ製造装置向け、その他一般産業機械向けなどの用途が減少。
損益面では、価値の創出と全社的なコストダウンを両立するプロジェクトを立ち上げ、取り組みましたが、売上高減少による影響を吸収するには至らず営業損失となっております。
通期予想に対する進捗率は、売上高22.2％（前年同期は通期予想未定）とはなっておりますが、同社の中期経営計画（25年3月期～27年3月期）を策定を見ますと基本方針としては、新たな価値の創出と変革の2つが重要であると考え、①何をしていくのか、②そのためには何が必要なのか、③サステナビリティ、の3つを定めております。
ハーモニック・ドライブ・システムズは今後TOPIX採用の可能性も！
①収益性を重視した全事業の持続的な成長（新たな成長ドライバーの開拓、顧客期待値に応えるQCDS＋Speedの徹底）、②環境変化に適合できる経営資源の強化（個の成長と多様な能力が発揮され、尊重される組織の実現、資本効率を意識した成長投資、財務基盤及びガバナンス強化）、③未来に続く企業価値向上への取り組み（ネットゼロの推進、多様な人材の登用・採用、お客様の環境負荷低減を促進する製品の開発）に取り組んでおります。財務目標としては、27年3月期売上高90,000百万円（25年3月期予想比53.8％増）、営業利益率15％～20％を目指しております。
「世界の産業用ロボット市場規模は、2022年167億8000万米ドルと推定
FORTUNE BUSINESS INSIGHTでは、「世界の産業用ロボット市場規模は、2022年167億8000万米ドルと推定されています。市場は 2023年の181億9000万米ドルから2030年までに410億2000万米ドルに成長すると予測されており、予測期間中に12.3％のCAGRを示します。」としており、今後同社の商機も拡大が見込めるとみております。
業績的にも時価総額的にもTOPIX採用の可能性は十分に秘めている企業ですし、チャートもそろそろ底入れの位置にあります。筆者も参考にしておりますアレス投資顧問も厳選注目銘柄と位置付けておりますので注目しておくと面白いかもしれませんよ。
※投資は自己判断でお願い致します。
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