こんにちは、億トレサラリーマンです。
2024年、IPO市場が大きな注目を集めています。
2024年のIPO件数は前年比10件減の86件となったが、公募・売り出し合計のファイナンス額は前年比52%増の9642億7000万円になる見込みとの集計結果が発表された。
アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)がインフレ率の低下傾向をふまえた判断として2会合連続で利下げを発表、さらに12月の会合で追加利下げに踏み切るだろうという見方から、株式市場全体の追い風となることが期待されていることがIPO市場活況のひとつの要因と考えられます。また、日本でも東証がIPO審査の柔軟化を進めたり、政府が推進するスタートアップ支援策なども相まって、新規上場のハードルの低下という点も重要な要因となっているでしょう。
2024年のIPO市場は特にAI関連企業のIPOが目立ち、関連企業への投資家の関心と期待が寄せられています。
今回の記事では、IPOの基礎知識をわかりやすく解説したり、2024年にIPOした銘柄・これからIPO予定の銘柄の本命株や注目株一覧などをお話ししていきます。きちんとIPOを知ってIPOをキャピタルゲインを狙っていきましょう!
IPO投資の基礎知識
IPOとは?初心者でもわかる簡単解説
IPOとは「Initial Public Offering(新規株式公開)」の略称で、一般的に「株式上場」のことを指します。簡単に言えば、それまで非上場だった企業が、証券取引所に株式を公開し、一般の投資家でも株式の売買ができるようになることです。
たとえば、近所にある人気のカレー屋さんがあるとします。そのカレー屋さんが2店舗、3店舗とどんどん店を増やし、全国展開を目指して株式を上場するとします。上場前は店主や関係者だけが株主でしたが、上場することで誰でもその店の株主になれるようになるって感じです。
企業がIPOを行う理由は主に3つあります。
1つ目は「知名度の向上」です。上場企業となることで社会的信用が高まり、取引先や優秀な人材の確保がしやすくなります。
2つ目は「資金調達」です。株式を公開することで、事業拡大に必要な資金を広く集めることができます。
3つ目は「既存株主の利益実現」です。上場前から株式を持っていた創業者や従業員が、保有株式を市場で売却できるようになります。
IPOで覚えておきたい用語解説
◾️公開価格(公募・売出価格)
一般の投資家がIPO株を購入する時の価格のこと。仮条件をもとに需要状況を鑑みて最終決定されます。
◾️仮条件価格
公開価格の価格帯を示すもの。例として「1,200円〜1,500円」のような範囲で表される。
◾️ブックビルディング
機関投資家の需要を調査して公開価格を決定するプロセスのこと。一般の個人投資家はこの期間中に購入の申込みを行います。
◾️初値
上場後、最初につく取引価格のこと。初値で売却した場合、初値と公開価格の差が損益となります。
◾️ロックアップ期間
既存の株主が保有している株式を売却できない期間のこと。通常、上場後180日間程度に設定されることが多い。
◾️主幹事証券会社
IPOを主導する証券会社のこと。一般的に割当株数が一番多くなります。
◾️上場承認
証券取引所がIPOを認める決定のこと。上場承認後、具体的なIPOの日程などが決まります。
◾️目論見書
企業の事業内容や財務状況などを記載した開示資料のこと。これが重要な投資判断の材料となります。
簡単に説明しましたが、これらの用語の意味だけは理解しておくとIPO投資の際に適切な判断がしやすいと思うので、ぜひ覚えておいてください。
IPO投資のメリット・デメリット
IPO投資には大きな期待リターンが期待できる一方で、特有のリスクも存在します。
ここでは主なメリットとデメリットについて解説していきます。
IPO投資のメリット
1つ目は、大きな値上がりを期待できることです。
IPO時の公開価格は、通常、上場後の市場価格より低めに設定される傾向があり、上場初日から株価が上昇するケースが多く見られます。
2つ目は、比較的少額から参加できる点です。
一般的な株式投資では大きな資金が必要になることもありますが、IPO銘柄は小口での購入も可能で、初心者でも始めやすいという特徴があります。
3つ目は、成長企業に早い段階で投資できることです。
将来有望な企業に、成長初期の段階から投資できる貴重なチャンスとなります。
IPO投資のデメリット
最大のデメリットは抽選方式による購入となることです。
人気銘柄の場合、申し込みが殺到して当選確率が極めて低くなることもあります。
また、もちろんのこと上場後の株価が公開価格を下回るリスクもあります。
市場環境の変化や業績の悪化により、期待された値上がりが実現しないケースもあります。
さらに、企業の情報が限られているため、投資判断が難しい点も挙げられます。
非上場期間の情報が少なく、将来性の評価が困難なケースも少なくありません。
IPO投資の基本的な参加方法
IPO投資の経験がない方向けにIPO投資の参加方法を簡単にご説明しておきます。
準備段階
証券口座の開設 → IPO銘柄の情報収集 → 目論見書の確認
申込み段階
ブックビルディング期間開始 → 希望購入価格の指定(仮条件価格範囲内) → 申込み手続き完了
抽選・購入段階
抽選結果の確認 → (当選の場合)購入代金の入金 → 購入完了
まず、証券会社のIPO情報をチェックし、投資したい銘柄が見つかったら目論見書を入手して企業内容を確認します。参加を決めたら、ブックビルディング期間中に購入申し込みを行います。この際、「仮条件」と呼ばれる価格帯の中から、希望する購入価格を指定します。
申し込み後は抽選結果を待ちます。当選した場合、公開価格での購入が確定します。公開価格は仮条件の範囲内で最終決定されます。当選後は指定された日時までに購入代金を用意する必要があります。
上場日を迎えると、市場での取引が開始されます。この時点で売却することも、長期保有することも可能です。ただし、初値が公開価格を下回るリスクもあるため、事前に売却のタイミングを考えておくことが重要です。
簡単にいうとこんな感じになります。
ポイントとしては、複数の証券会社の口座を開設し、出来れば主幹事証券会社の口座を事前に準備しておくと良いでしょう。
2024年IPO銘柄一覧
さて、ここからが本番!2024年IPO銘柄の一覧をご紹介していきます。
すでにIPO済みの銘柄がほとんどなので記載する情報は最低限でいきますのでお許しください。
SOLIZE(5871)
公開価格:1,470円
初値:2,020円
事業内容:エンジニアの派遣・請負による設計支援、3D プリンターによる試作/最終製品の製作、および製品開発を革新するコンサルティング
Veritas In Silico(130A)
公開価格:1,000円
初値:2,001円
事業内容:mRNAを標的とする低分子創薬および核酸創薬のプラットフォーム事業
VRAIN Solution(135A)
公開価格:2,990円
初値:5,190円
事業内容:製造業向けAIソリューションの提供
光フードサービス(138A)
公開価格:2,660円
初値:5,850円
事業内容:立呑み居酒屋を中心とした飲食店の展開
Cocolive(137A)
公開価格:1,780円
初値:3,990円
事業内容:不動産業界向けマーケティングオートメーションツール「KASIKA」の開発、顧客への提供その他関連する業務
STG(5858)
公開価格:1,920円
初値:3,215円
事業内容:マグネシウム及びアルミニウムダイカスト製品の製造・販売
トライアルホールディングス(141A)
公開価格:1,700円
初値:2,215円
事業内容:小売、物流、金融・決済、リテールテックなど、各事業を中心とした企業グループの企画・管理・運営(純粋持株会社)
ジンジブ(142A)
公開価格:1,750円
初値:3,980円
事業内容:高卒就職採用支援サービス及び人財育成サービス
イシン(143A)
公開価格:1,080円
初値:2,234円
事業内容:企業の自治体向けマーケティング支援事業、日系大手企業のグローバルオープンイノベーション支援事業、成長企業のブランディング及び採用支援事業
ソラコム(147A)
公開価格:870円
初値:1,563円
事業内容:IoT プラットフォーム「SORACOM」の開発・提供
L is B(145A)
公開価格:1,188円
初値:1,553円
事業内容:フィードワーカー向けビジネスチャット「direct」を中心とした現場DX サービスの開発・提供
JSH(150A)
公開価格:456円
初値:893円
事業内容:地方創生事業(障がい者雇用支援サービス、観光物産サービス)、在宅医療事業(精神科訪問診療コンサルティング・訪問看護サービス)
ハッチ・ワーク(148A)
公開価格:2,160円
初値:2,815円
事業内容:月極駐車場検索ポータルサイト「アットパーキング」、月極駐車場オンライン管理支援サービス「アットパーキングクラウド」の提供並びに貸し会議室サービス「アットビジネスセンター」の運営
ダイブ(151A)
公開価格:1,820円
初値:3,225円
事業内容:リゾートバイトに特化した人材派遣・人材紹介事業、宿泊施設運営事業、情報システム事業
シンカ(149A)
公開価格:1,320円
初値:1,671円
事業内容:コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」の開発、販売及びその他関連する業務
コロンビア・ワークス(146A)
公開価格:3,300円
初値:3,745円
事業内容:不動産開発事業を単一セグメントとする不動産開発、不動産賃貸管理、ホテル運営
情報戦略テクノロジー(155A)
公開価格:460円
初値:1,021円
事業内容:大手企業向けDX内製支援サービス等
カウリス(153A)
公開価格:1,530円
初値:2,875円
事業内容:法人向けクラウド型不正アクセス検知サービスの提供等
マテリアルグループ(156A)
公開価格:1,180円
初値:1,085円
事業内容:PR・デジタルを中心としたマーケティングコミュニケーション支援
グリーンモンスター(157A)
公開価格:980円
初値:1,700円
事業内容:体験型投資学習支援事業
アズパートナーズ(160A)
公開価格:1,920円
初値:2,923円
事業内容:シニア事業(介護付きホーム、デイサービス、ショートステイのサービス提供)及び不動産事業(介護付きホーム等の不動産開発、老朽化不動産の再生、マンション等の賃貸)
イタミアート(168A)
公開価格:1,600円
初値:2,000円
事業内容:BtoB 向け EC サイト「キングシリーズ」等を通じたオリジナル大型セールスプロモーション商材の企画・制作・販売
ハンモック(173A)
公開価格:2,060円
初値:2,160円
事業内容:「IT 資産管理・セキュリティ対策」「営業支援・名刺管理」「AI による文字認識を活用したデータエントリー」に関する業務支援システム及びクラウドサービスの開発、提供
Will Smart(175A)
公開価格:1,656円
初値:1,580円
事業内容:モビリティ業界を中心とした事業課題解決に対してDX技術を駆使したソリューションの企画・提案、ソフトウェアの受託開発及び運用支援
レジル(176A)
公開価格:1,200円
初値:1,205円
事業内容:集合住宅への電力供給及び分散型電源の開発 法人への再生可能エネルギーを主体とした電力供給エネルギー事業者へのBPO及びSaaSの提供を通じたDX支援
コージンバイオ(177A)
公開価格:1,900円
初値:2,030円
事業内容:培地(微生物や細胞の培養に用いる生育環境のこと)の開発・製造・販売及び細胞加工物の製造受託
学びエイド(184A)
公開価格:970円
初値:1,282円
事業内容:インターネットによる教育サービスの企画開発・提供
アストロスケールホールディングス(186A)
公開価格:850円
初値:1,281円
事業内容:スペースデブリ除去や人工衛星寿命延長、点検・観測等の軌道上サービス事業
D&Mカンパニー(189A)
公開価格:1,000円
初値:1,308円
事業内容:医療機関等に対する経営サポート事業
Chordia Therapeutics(190A)
公開価格:153円
初値:255円
事業内容:RNA制御ストレスを標的とするがん治療薬の開発等
インテグループ(192A)
公開価格:3,960円
初値:5,940円
事業内容:M&A仲介業
ライスカレー(195A)
公開価格:1,420円
初値:1,560円
事業内容:自社のSNSデータ分析ツールを駆使した企業のマーケティング支援および自社のブランド販売事業
タウンズ(197A)
公開価格:460円
初値:430円
事業内容:体外診断用医薬品、研究用試薬等の開発、製造及び販売事業
PostPrime(198A)
公開価格:450円
初値:450円
事業内容:PostPrimeの運営
WOLVES HAND(194A)
公開価格:770円
初値:875円
事業内容:一次診療から高度医療まで対応可能な動物病院運営、その他周辺事業(トリミングサロン運営、動物病院向けシステム開発、獣医療関係者向け教育コンテンツ配信等)
MFS(196A)
公開価格:400円
初値:368円
事業内容:オンライン住宅ローンサービス「モゲチェック」の開発・提供、不動産投資の総合プラットフォーム「INVASE」の開発・提供
豆蔵デジタルホールディングス(202A)
公開価格:1,330円
初値:1,348円
事業内容:企業のデジタルシフトを実現し、顧客とともにデジタル競争力を高めるためのクラウドコンサルティングサービス、AIコンサルティングサービス、AIロボティクス・エンジニアリングサービス、モビリティ・オートメーションサービス
ロゴスホールディングス(205A)
公開価格:2,290円
初値:2,290円
事業内容:デジタルマーケティング集客および DX による効率的なオペレーションを活用した注文住宅事業
PRISM BioLab(206A)
公開価格:450円
初値:489円
事業内容:独自の創薬基盤(PepMetics 技術)を用いた新規医薬品の研究・開発
カドス・コーポレーション(211A)
公開価格:2,900円
初値:3,210円
事業内容:土地活用の提案から設計・施工までトータルプロデュースすることにより、流通店舗の建築工事を受注する建設事業及び当該店舗等をテナント企業に賃貸する不動産事業
フィットイージー(212A)
公開価格:990円
初値:1,213円
事業内容:アミューズメントフィットネスクラブの運営、企画、FC 展開事業
タイミー(215A)
公開価格:1,450円
初値:1,850円
事業内容:スキマバイトサービス「タイミー」の運営等
Liberaware(218A)
公開価格:310円
初値:454円
事業内容:屋内狭小空間点検ドローン「IBIS」をベースにしたドローン等の開発と、点検サービス、ドローンのレンタル・販売、及びドローン等で収集したデータの処理・解析するサービスを提供
Heartseed(219A)
公開価格:1,160円
初値:1,548円
事業内容:重症心不全患者を対象とした iPS 細胞由来心筋球移植治療をはじめとする再生医療等製品の研究・開発
Faber Company(220A)
公開価格:1,000円
初値:1,190円
事業内容:デジタルマーケティング自動化ツール「ミエルカSEO」等 SaaSの提供、フリーランス人材等を活用したマーケティング支援
オプロ(228A)
公開価格:1,300円
初値:1,673円
事業内容:帳票に関するデータオプティマイズソリューション、サブスクリプションビジネスの販売管理に関するセールスマネジメントソリューションで構成されるクラウドサービス事業
ROXX(241A)
公開価格:2,110円
初値:1,941円
事業内容:ノンデスクワーカー向け転職プラットフォーム「Zキャリア」の運営等
INGS(245A)
公開価格:1,940円
初値:2,700円
事業内容:「らぁ麺 はやし田」、「CONA」、「焼売のジョー」を中心とする飲食事業の運営
グロースエクスパートナーズ(244A)
公開価格:1,530円
初値:1,841円
事業内容:エンタープライズ向けのDX支援事業
キッズスター(248A)
公開価格:2,560円
初値:2,210円
事業内容:ファミリー向け社会体験アプリ「ごっこランド」の開発・運営及びイベントの企画・運営、子ども向けプロダクトを通じた、企業・団体の事業開発支援
アスア(246A)
公開価格:680円
初値:1,004円
事業内容:物流会社を対象とした安全活動等に関するコンサルティング、通信機器の販売、及び、CRMの開発等
Ai ロボティクス(247A)
公開価格:1,760円
初値:2,514円
事業内容:自社開発の AI システムを用いた、スキンケア商品・美容家電等の企画・開発及び販売
シマダヤ(250A)
公開価格:1,880円
初値:1,760円
事業内容:麺類及び関連食料品の製造及び販売
オルツ(260A)
公開価格:540円
初値:570円
事業内容:デジタルクローンP.A.I.の開発を最終目的とした要素技術の研究開発とそれらを応用した製品の展開、AIソリューションの提供
日水コン(261A)
公開価格:1,430円
初値:1,341円
事業内容:上下水道を中心とした水に関する建設コンサルティング
インターメスティック(262A)
公開価格:1,630円
初値:2,038円
事業内容:眼鏡レンズ、眼鏡フレーム、サングラス等の製造販売及び輸出入眼鏡・コンタクトレンズのケース、クリーナーその他の眼鏡・コンタクトレンズ付属品の製造販売及び輸出入
Schoo(264A)
公開価格:690円
初値:761円
事業内容:個人・法人向けオンライン動画学習サービスの提供
東京地下鉄(9023)
公開価格:1,200円
初値:1,630円
事業内容:旅客鉄道事業の運営、都市・生活創造事業の運営 ・ 流通事業(駅構内店舗、商業施設の運営等)・ 不動産事業(オフィスビルの賃貸等)・ 情報通信事業(光ファイバーケーブルの賃貸等)
リガク・ホールディングス(268A)
公開価格:1,260円
初値:1,205円
事業内容:X線技術等を用いた理科学機器の製造・販売
Hmcomm(265A)
公開価格:850円
初値:1,128円
事業内容:音声認識処理、異音検知・自然言語解析処理を用いたプロダクトの提供等
Sapeet(269A)
公開価格:1,500円
初値:2,285円
事業内容:Expert AIを活用したAIプロダクト及びAIソリューションの提供
ガーデン(274A)
公開価格:3,200円
初値:3,060円
事業内容:M&Aを活用した「壱角家」や「山下本気うどん」などの飲食事業
ククレブ・アドバイザーズ(276A)
公開価格:950円
初値:1,250円
事業内容:AIを活用したCRE(企業不動産)に関するソリューションの提供および不動産テックシステムの開発・販売
グロービング(277A)
公開価格:4,530円
初値:5,600円
事業内容:コンサルティングサービスを提供するコンサルティング事業及び各種SaaSを提供するクラウドプロダクト事業
Terra Drone(278A)
公開価格:2,350円
初値:2,162円
事業内容:測量・点検・農業等におけるドローンを含むハード・ソフトの開発及びサービスの提供、安全かつ効率的なドローンや空飛ぶクルマの運航を管理するためのシステム(UTM)の開発・提供
TMH(280A)
公開価格:1,500円
初値:2,128円
事業内容:半導体製造装置部品の販売・修理サービス及び半導体製造装置の買取・売却支援
インフォメティス(281A)
公開価格:1,080円
初値:993円
事業内容:エナジー・インフォマティクス事業(エネルギー関連データを独自のAIで解析して省エネルギーと快適生活の実現をするスマート・リビングサービス、エネルギーの運用効率の最適化を実現するエネルギー・マネジメントサービス、エネルギーデータ等を利活用した新サービスの創出)
ユカリア(286A)
公開価格:1,060円
事業内容:医療法人の経営支援、高齢者施設の運営・紹介、コンタクトレンズの製造・販売等
ラクサス・テクノロジーズ(288A)
公開価格:281円
事業内容:ブランドバッグのサブスクリプション型シェアリング事業
リスキル(291A)
公開価格:3,730円
事業内容:人材育成事業
黒田グループ(287A)
公開価格:700円
事業内容:液晶ディスプレイ用印刷版、自動化設備、樹脂成形金型、HDD用部品、電力・電設資材、アルミダイカスト製品の製造・販売およびプリント回路基板の設計・受託開発 ・エレクトロニクス業界および自動車業界への電子部品、電気材料等の販売
キオクシアホールディングス(285A)
公開価格:1,455円
事業内容:メモリ及びSSD等関連製品の開発・製造・販売事業等を営むグループ会社の経営戦略策定及び管理
Synspective(290A)
公開価格:480円
事業内容:小型SAR衛星の開発・運用からSARデータの販売とソリューションの提供
dely(299A)
公開価格:1,200円
事業内容:「クラシル」「クラシルリワード」をはじめとする複数のスマートフォンアプリ及びWebメディアの運営。そのほか、人材プラットフォーム事業及びクリエイターマネジメント事業の運営を行う
令和アカウンティング・ホールディングス(296A)
事業内容:上場会社を中心とする大企業に経理の日常業務、決算、連結、開示、M&A支援などを、高度な専門的知識を有した人材がチームで一気通貫のサポートを実施し、長期間継続した関係を構築
MIC(300A)
事業内容:リテール販促における総合支援事業(業務改善コンサルティング、販促物の印刷/製造、フルフィルメント、システム開発、BPO、クリエイ ティブデザイン、フィールドサポート等)
アルピコホールディングス(297A)
事業内容:小売、運輸、観光の各事業を中心とした企業グループの企画、管理及び運営
visumo(303A)
事業内容:ビジュアルマーケティングプラットフォームの開発及びサービス提供
フォルシア(304A)
事業内容:膨大・複雑なデータから必要な情報を的確に探し出す検索テクノロジーを基にしたシステム開発・サービス提供並びにコンサルティング
GVA TECH(298A)
事業内容:リーガルテックサービスの開発・提供
ビースタイルホールディングス(302A)
事業内容:派遣・紹介事業、メディア事業、DX 事業、その他事業を営むグループ会社の経営管理及びそれに付帯する業務
※現時点で確定している情報のみ記載しています
※東証以外の銘柄は省略しています
こんな感じで多種多様な業種からたくさんの企業がIPOしています。
みなさんは知っている銘柄はありましたか?すでにこの一覧にある銘柄を保有しているって方も少なくないかもしれないですね。
それでは、ここからはこの大量の2024年IPO銘柄の中から億トレが選ぶ本名株をピックアップしていきます。
もちろん個人的に本命視している、注目している銘柄ということなのであくまでも参考程度にしてくださいね。
2024年IPO本命株・注目株【8選】
2024年IPO銘柄のなかから、特に億トレが注目している銘柄をご紹介します。
カウリス(153A)
公開価格:1,530円
初値:2,875円
騰落率:87.9%
カウリス(153A)は、サイバーセキュリティに特化したAIプラットフォームを提供する企業です。同社の主力製品は、AIを活用してWebサイトの脆弱性を自動的に検出し、サイバー攻撃から保護するソリューションです。
同社の強みは、独自開発したAI技術により、従来の人手による診断では発見が難しかった脆弱性を高精度で検出できる点です。また、診断結果をリアルタイムで提供し、脆弱性の修正方法まで具体的に提案することで、顧客企業のセキュリティ対策の効率化に貢献しています。
近年のデジタル化の加速とサイバー攻撃の高度化を背景に、同社のサービスへの需要は急速に拡大しています。
豆蔵デジタルホールディングス(202A)
公開価格:1,330円
初値:1,348円
騰落率:1.4%
豆蔵デジジタルホールディングス(202A)は、ITシステムの開発・コンサルティングを手がける企業グループの持株会社です。主にデジタルトランスフォーメーション(DX)支援、システム開発、AIソリューションの提供を行っています。
同社の強みは、30年以上にわたる豊富な開発実績と技術力です。特に、金融機関向けの基幹システム開発やAI・データ分析分野での実績が豊富で、顧客企業のニーズに合わせた包括的なソリューションを提供できることが特徴です。
また、技術者の育成にも力を入れており、高度な技術力を持つエンジニア集団としての評価も高く、長期的な顧客との関係構築に成功しています。
東京地下鉄(9023)
公開価格:1,200円
初値:1,630円
騰落率:35.8%
東京地下鉄(東京メトロ)は、東京都心部で9路線を運営する地下鉄事業者です。1日の平均輸送人員が約750万人に達する日本有数の鉄道会社であり、通称「メトロ」の愛称で親しまれています。
同社の最大の強みは、東京都心部の主要エリアを網羅する路線網です。銀座線、丸ノ内線、日比谷線など、ビジネス街や商業地域を結ぶ路線を保有し、安定した旅客需要を確保しています。
また、鉄道事業に加えて、駅構内や高架下での不動産事業も展開しており、収益の多角化も進めています。安全性と定時運行に対する高い評価、充実した駅施設、利便性の高いIC乗車券システムなども、同社の競争力を支える要因となっています。
Hmcomm(265A)
公開価格:850円
初値:1,128円
騰落率:32.7%
Hmcomm(エイチエムコム)は、「音」に特化したAIの研究・開発を行う企業です。国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)発の技術移転ベンチャーとして設立され、音声認識、異音検知、および関連AIプロダクトを開発・提供しています。主力事業は、広範な顧客層向け製品を展開する「AIプロダクト事業」と、特定顧客向けの課題解決型「AIソリューション事業」に分かれます。
同社の強みは、研究から製品開発まで一貫して自社内で行える点と、顧客ニーズに応じた柔軟なカスタマイズ力です。また、製品ラインアップには音声認識プロダクト「Voice Contact」や異音検知プロダクト「FAST-D」などがあり、大手企業との共創実績も豊富です。これにより、幅広い市場での展開を可能にしています。
ユカリア(286A)
公開価格:1,060円
ユカリアは、医療法人の経営支援を中心とする事業を展開しています。具体的には、病院の運営課題解決に向けた経営コンサルティング、資金調達、購買支援、地域連携、施設の建て替え対応など、幅広いサポートを提供。また、高齢者施設の運営・紹介やコンタクトレンズ製造販売も行っています。
同社の強みは、医療機関の匿名加工データを解析して構築した「データレイク」を活用した支援体制にあります。これにより、治療データに基づく教育研修ソフトや製薬企業向け営業支援サービスを提供できる独自性が特徴です。医療機関との強固な提携関係や多岐にわたるサービス展開も成長を支える要因です。
ジンジブ(142A)
公開価格:1,750円
初値:3,980円
騰落率:127.4%
ジンジブは、企業の採用活動をデジタル化・効率化するためのサービスを提供する企業です。同社のクラウド型採用管理システムでは、応募者情報の一元管理から、選考プロセスの進捗管理、採用担当者間のコミュニケーション機能まで、採用に関する一連の業務をシステム化することができます。
例えば、新卒採用で数百名の応募者を管理する場合、従来は膨大な履歴書や面接評価シートを手作業で管理する必要がありましたが、ジンジブのシステムを使えば、応募者の情報や選考状況をリアルタイムで確認・共有でき、採用担当者の作業負荷を大幅に軽減できます。
また、中途採用において複数の部署で同時に採用活動を行う場合でも、部署ごとの採用状況や進捗を一目で把握できる点も特徴です。さらに、採用に関するデータを分析し、より効果的な採用戦略の立案にも活用できます。企業規模や業態に合わせてカスタマイズ可能な柔軟性も、同社の強みの一つとなっています。
インテグループ(192A)
公開価格:3,960円
初値:5,940円
騰落率:50%
インテグループは、M&A仲介事業において「完全成功報酬制」を特徴とするアドバイザリーファームです。M&A成立時のみ報酬が発生する独自のビジネスモデルにより、中小企業のM&Aにおける初期費用の負担を軽減し、より多くの企業に M&Aの機会を提供しています。
例えば、後継者不在に悩む老舗の製造業オーナーが事業承継を検討する場合、通常のM&A仲介では着手金や中間金などの費用負担が障壁となることがありますが、同社のサービスでは成約まで費用が発生しないため、気軽に相談することができます。また、新規事業領域への参入を検討する企業が、M&Aによる事業拡大を模索する際にも、リスクを抑えながら検討を進められます。
同社の強みは、豊富な企業ネットワークと、それを活かした効率的なマッチング能力です。完全成功報酬制という特徴は、同社が案件成立に向けて最大限の努力を行うインセンティブとなっており、クライアントと同じ目線で最適な相手先を見つけ出すことができます。また、業界や企業規模に応じた専門性の高いアドバイスと、きめ細かなサポート体制も特徴となっています。
オルツ(260A)
公開価格:540円
初値:570円
騰落率:5.6%
オルツは、個人の意思決定や自己実現をAIで支援する「デジタルクローンP.A.I.」技術を展開する企業です。ユーザーの価値観や思考パターンを学習し、その人らしい判断をサポートする個人専用のAIアシスタントです。
例えば、キャリアの転換点で重要な意思決定を迫られた際、自分の過去の選択や価値観をもとに、より自分らしい選択肢を提示してくれるみたいな。また、日々の生活においても、その人の趣味や関心に基づいた情報をキュレーションし、新たな発見や自己成長の機会の提供に役立ちます。
同社の強みは、個人の内面に深く寄り添うAI技術を実現している点です。従来の汎用的なAIアシスタントとは異なり、ユーザー1人1人の特性を深く理解し、その人らしさを引き出すことに特化しています。プライバシーを重視した設計思想も特徴の一つです。
すごく面白いAI技術を開発している企業なので、個人的にかなり注目してます。
こんな感じでピックアップしてみました。
東京メトロなんかは2024年IPO銘柄の代表格ですし、業績懸念が少ない企業なんかの方が保有する観点からいうと持ちやすいですよね。あとは、インテグループのような「これ!」と事業がはっきりと分かりやすいような銘柄もオススメです。
あとは、やっぱりAI関連企業が目立ちました。この辺りは個人投資家の期待値も高く、買われやすい相場環境にあると思います。
他にも参入障壁が高いような事業を行なっている銘柄だったりを注目してみると面白いかもしれません!
まとめ
今回の記事では2024年IPO銘柄一覧、そのなかで億トレの本命株・注目株をご紹介しました。
2024年IPO市場は活況、これからまだいくつかのIPOを控えているので注目してみてください。IPO投資は初心者が失敗しやすい傾向にあるので、当選したら初動で一旦売ってしまうのをオススメします。初値から一旦調整って感じのパターンが多いので、、、
2025年もたくさんの銘柄がIPOすると思うので、IPO投資にチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。
「億トレサラリーマンのここではかけない特別銘柄をLINEで配信しています。宜しかったらLINE登録お願いします。」
億トレサラリーマンの「無料銘柄でも高いパフォーマンス!期待のテーマ株を多数配信する」注目するべき投資顧問一覧はコチラ↓
株情報サイト&メルマガ情報
橋本罫線考案者の故・橋本明男さんの意思を引き継ぐ稲垣社長や、グローバルな見地からコラムを執筆する王さんなどバラエティに富んだサイト。無料登録で「テンバガー候補銘柄」などプレゼント中。
高山緑星こと前池英樹さんが社長を務めるサイト。「2036年までの未来予測」を完了しているとしており、本当に株価の動きを読むのが上手い人と感じています。無料銘柄でも大きく勝てる可能性あり。
グラーツ投資顧問は、相場の福の神 藤本さんのコラムやカブ知恵代表取締役の藤井英敏さんのコラム「投資の方程式」などを無料掲載しているサイト。アドレス登録で「大本命3銘柄」を無料提供。