AI関連銘柄

今週は〝米CPI、FOMC!重要イベント前の対策は?〟出遅れのAI関連を狙い打て!億トレ注目銘柄エーアイ(4388)

6月に入り東京は梅雨で雨ばかり降っていてサウナばかり入り浸っていますが、車で30分ほどですが、綱島にある湯けむりの庄が最近はお気に入りです。

それでは先週末の米国市場のお浚いとなりますが、最新週の米新規失業保険申請件数は3週連続で悪化。市場予想を上回り、約1年7カ月ぶりの高水準でしたが、週末を前に一部で利益確定の動きが優勢となりました。

長期金利の低下からハイテク株が買われ下支えとなっておりましたがNYダウは終値33,876.78ドル、前日比+43.17ドル、ナスダック総合指数は終値13,259.14ポイント、前日比+20.62ポイントとなりました。

米国市場を筆者はこう見る

今週の世界の指標やイベントになりますが↓

13日(月)米CPI
13~14日(火)米FOMC 米PPI
15日(木)ECB理事会
16日(金)日銀金融政策決定会合

とイベントが続いています。

来週13~14日に開催されるFOMC(連邦公開市場委員会)と13日発表の米CPI(消費者物価指数)に市場の関心は集まっていますが、現状はFOMCは利上げ停止を織り込んでいます。

実際にはFRBパウエル議長がここ最近の指標を見てどういった判断をするのか?

という感じにはなりますが、最新週の米新規失業保険申請件数が約1年7カ月ぶりの高水準となったことで利上げ長期化観測はやや後退はしていますが、CPIはインフレ率が高止まりするような結果が出ましたら、次回以降のFOMCで再度利上げが行われる可能性が高くなります。

また、FOMCは市場の予想では利上げ停止ですが、仮に利上げが行われた場合は市場にとって悪いサプライズになりそうですね。買うに買えないという状況となると言えます。相場自体が楽観的な動きなっているのも事実ですのでやはり注意しておくべきですね。

日本株は高い水準を維持!日経平均株価は上昇!グロース市場もしっかりの動き!

日本株はハイテク株が相場を牽引し、主要3指数は揃って小幅高となった流れから寄付きから買い優勢のスタートとなりました。国内外の重要イベントを多く控えており、様子見が強まる中ではありましたが、前週末の株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出を無難に通過となったことが安心感となり買いが入りました。

高値圏からも先物主導の売り物も入りましたが、堅調な推移が続き日経平均株価は終値32,434.00円、前週末比+168.83円、TOPIXは終値2,238.87ポイント、前週末比+14.45ポイントとなりました。

新興市場はスタンダード市場は、値上がり909銘柄、値下がり359銘柄、東証グロース市場は、値上がり413銘柄、値下がり96銘柄と新興市場の動きが非常にしっかりの動きとなりました。

日本株を筆者はこう見る

米ハイテク株の上昇から国内の電機や精密機器株が買われましたが、その中でもアドバンテスト(6857)が+2.89%、ソフトバンクグループ(9984)が+1.59%と日経平均の上昇に寄与していました。

ただ今日の動きを見ると…資金が大型から新興市場に向いてきたという感じがあります。

今日はとにかくグロース市場といったところですが、AI関連で人気化しているブレインズテクノロジー(4075)がSTOP高となっていましたが、AI関連の人気は下記を見てもわかりますが凄いですね。

大型株にばかり資金が流れて小型株はプスンプスンという状態が続いていましたが、グロース市場はかなり出遅れておりました事を考えれば、ここからはグロース株を狙うというのが良さそうな気はしています。

とにかくイケイケ相場ではありますが、日経平均株価も上値が重たくなってきています。イベントが多い今週は逆指値を入れて無理せず取り組んでいきましょう。

それでは今が旬のテーマでSTOP高をつけた銘柄の中から、億トレ注目のChatGPT関連、AI(人工知能)関連銘柄を記載します。

「億トレ」サラリーマンの出遅れの注目銘柄 エーアイ(4388)

エーアイは東証グロース上場、2003年設立、独自開発の音声合成エンジン「AITalk」は従来の「コーパスベース音声合成方式」と、最新の深層学習技術を活用した「DNN音声合成方式」を利用シーンに合わせて選択することで、人間らしい音声を追求した高品質音声合成エンジンを提供するChatGPT関連、AI(人工知能)関連の企業です。

法人向けにパッケージソフトやライセンス、クラウドサービスを提供しており、コンシューマー向けにもパッケージソフト「ボイスロイド」シリーズは機械音でなく、言語種類と感情表現ができることから導入企業も多く、主顧客は自治体の防災無線とNTTドコモの「mydaiz」など大手企業を持っています。

同社のテーマですが「AI(人工知能)」、「ChatGPT」「防災」 「ソフト・システム開発」 「クラウドコンピューティング」 「スマートフォン」 「組み込みソフト」 「SaaS」 「eラーニング」 「カーナビゲーション」 「テレワーク」 「サービスロボット」 「IT関連」 「自動翻訳」「メタバース」に該当します。

保有ブランドは「エーアイトーク」 「エーアイトーク声の職人」 「声の職人クラウド版」 「AITalk」 「AITalk 声の職人」 「Web読み職人」となります。

依存先はNTTドコモ「NTT」 (15.5%)となります。

エーアイは国内音声合成市場でNO,1「ChatGPTとオルツ社の「LHTM-2」を活用したサービス提供の実証実験を開始!

エーアイですが、導入実績2000社以上、音声作成実績400以上とインフラ導入で高い実績があり国内音声合成市場でNO,1を誇っています。

P.A.I.(パーソナル人工知能)をはじめ、AIクローン技術でつくり出すパーソナルAIの開発および実用化を行う株式会社オルツと共に、「ChatGPT」にも搭載されているOpenAIが開発した自然言語処理の人工知能モデルやオルツの独自モデル「LHTM-2」で知られる大規模言語処理モデルの生成系AIを自社製品に活用することを目的に法人が利用可能なAIサービスを構築開始したと発表しています。

このオルツ社はAIの対話エンジンの開発 から生まれた音声認識テクノロジーを活用した「AI GIJIROKU」などのSaaSプロダクトを開発・提供しています。

オルツ社とは国内最大規模のAI議事録サービス「AI GIJIROKU」を開発しており5000社で活用中ですが約1か月で1000社増、日本経済新聞社で発表された増収率ランキング3位、売上9.5億→増収率17倍と驚異的なペース、推計企業価値ランキングAI部門9位となっています。

業績面を見ますと23年3月期の経常利益(非連結)は前の期比79.8%減の2200万円に落ち込み、24年3月期も前期比13.6%減の1900万円に減る見通しと3期連続減益とはなっていますが、半導体不足が徐々に解消傾向となり防災案件の売上が回復傾向、AI(人工知能)はここから導入する企業が増加していく見込みを考えても業績の急回復の見込みは高いと言えます。

同銘柄はKADOKAWAの子会社のドワンゴと共同開発した声変換ソフトウェアシリーズ「Seiren Voice」を高機能化する「v2音声ライブラリ」を6月2日から提供開始すると発表もあります。

何よりもNTTドコモなど大手企業と太いパイプがありますので、大手企業への導入などの材料も期待が出来ることを考えても期待値はできそうな感じはあり、チャートも売り物が収まってそろそろ反発という位置にありますので、ここからの動き注目ですよ。

※あくまで上昇の見込みがありそう…というだけですのでチラシの裏感覚で見てもらえたらと思います。投資は自己判断でお願いします。

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