漫画・アニメ関連銘柄 相場雑感と注目銘柄

相場考察と注目銘柄!「海外で大人気!日本の漫画・アニメ関連のまんだらけ(2652)は〝上昇の見込み有り!〟

いよいよ投資家大注目のCPI(消費者物価指数)が本日22時半に発表となりますね。

昨晩の米国市場は、ニューヨーク連銀が発表した1月の消費者調査がインフレ鈍化傾向が示され、米長期金利の上昇一服したことで投資家心理改善され、ここ最近で売られていたハイテク株を中心に買いが入る展開となりました。

NYダウは続伸、ナスダック総合指数は4日ぶりに反発となりましたが、CPIを前に空売りの買戻しも入った感じはあります。1月のCPIは「市場予想通りの前月比で0.4%上昇、前年同月比では6.2%上昇と、伸び率は昨年12月(6.5%)から縮小する」という内容ならいいのですが、CPIの結果でインフレが市場予想よりも加速するようでしたら、長期金利上昇してハイテク株がドサッと売りが入る可能性は高いです。

そしてここ半年間のCPI発表後は「為替市場がドル円が平気で3~5円」と激しい動きとなっています。

FXをしている投資家からするとかなりギャンブル要素が高い指標ですし、発表後は心電図の様に上下激しい動きをしますので、FXを最近始めたという投資家は要注意しておくべきですね。

日本株は円安を好感されやすい傾向とは言っても「インフレ加速して長期金利が急騰してハイテク株売り」となれば、米ハイテク株が急落して、日本の半導体株などハイテク株、新興市場が急落する可能性はあります。

市場予想通り通過できるかどうか、今後の市場の方向性を決めると言っても過言ではない指標となります。「FRBパウエル議長も強い経済指標が継続すれば高い政策金利を維持する」との見方を示しています。

結論は「インフレ鈍化傾向」ならば株高ですが、インフレ加速となれば年内利下げの期待が後退しますと、売り方も勢いを増して投げ売りラッシュとなるかと思います。米国では決算シーズンもピークアウトしていますので、目先の相場を動かす材料はありませんので、今日の22時半のCPIでインフレが加速している様ならば、「中長期ではないホルダーはポジションを軽くしておく」というのが良さそうです。

個人的には「株高目線」は変わらずですので、ドスンときたところを買うというスタンスで取り組む予定です。

株プロ注目のドスンときたところで狙いたい銘柄をPICKUPしました。

株プロサラリーマンの注目銘柄 まんだらけ(2652)

まんだらけは東証スタンダード上場、1987年に東京・中野に設立、中野ブロードウェイに本店を構え、漫画やアニメなど古本チェーン大手、アニメイトと並ぶ、フィギュア、レトログッズ、コスプレ衣装など日本独自の「オタク」や「萌え」文化の聖地の一角、アジアを中心として海外向け通信販売も手掛ける企業です。

同社のテーマですが「漫画」「インバウンド」「萌え」 「オークション」 「書店」 「買取再販」 「アニメ」 「クールジャパン」 「リユース」 「コンテンツ」 「トレーディングカード」「越境EC」「メタバース」に該当します。

保有ブランドは「ありある」 「まんだらけコンプレックス」 「まんだらけサーラ」 「まんだらけSAHRA」 「まんだらけZENBU」 「古川益三」となります。

日本の誇るべき漫画文化の有望株 まんだらけ(2652)はインバウンド需要や海外販売で業績絶好調!

世界で日本の漫画、アニメ文化の人気は止まる所を知らないという勢いですが、集英社や講談社でも、この10年ほどで海外漫画出版関連の売り上げは全体で3倍以上の推移、日本のアニメコンテンツはインターネットやNetflixなど動画配信サービスの普及もあり、アニメの海外市場規模が国内市場規模を上回っており、国内のアニメ市場は海外で1兆円超える市場となっています。

日本に来訪するインバウンドの多くも「漫画、アニメ」を目的に来訪者が多く、その「中野ブロードウェイのまんだらけ」は「漫画・アニメ」文化の聖地と言える場所、インバウンド需要を取り込み業績は今後も伸ばしていく見込みは高いと言えますね。

まんだらけ(2652)は自社開発のメタバース空間「まんだらけありある」でEC販売!初年度で売上1億円を突破!

コロナ禍の影響で業績は一時落ち込んでいましたが、10月から急速に回復、来店者数も大幅に増加、23年9月期第1四半期(10-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.4倍の4.5億円、10-3月期(上期)計画の3.5億円に対する進捗率が128.9%と超過となり、23年3月期の連結業績予想について、売上高を1050億円から1170億円、前期比+23.3%、営業利益を60億円から108億円(3.1倍)、純利益を40億円から80億円(3.2倍)へ上方修正、配当も期末一括配当予想を20円から60円(前期20円)と株主還元も積極的です。

時価総額73億円ですが、営業利益108億円、純利益80億円は抜群すぎる内容と言えますね。

同社ですが、インバウンドなどの来店者増加もですが、コロナ禍で落ち込んだ業績を回復させる為にスタートした「自社開発のメタバースサーバー まんだらけありえる」でEC販売を開始、メタバース内でアバターを動かして店舗を巡り商品が買えるというものですが、開始して初年度で1億円を超える売り上げとなっています。現在、ありある内では取り扱い商品ごとに全150店舗以上出店していますが、即売会イベントなどを開催していますので「アニメ、トレーディングカード」などの「レア物」を世界中のユーザーが購入できるという強みがあり、今回の好決算にも大きく貢献していると見ています。

東映系のアニメ制作大手である東映アニメーション(4816)では「ONE PIECE」や「ドラゴンボール」の人気が沸騰して業績好調、円谷フィールズホールディングス(2767)はウルトラマン人気を背景に中国での販路が拡大、中国からのロイヤルティー収入が大きく伸長となっています。まんだらけ(2652)は「ウルトラマン」などのホビー製品を数多く取り扱っていますし、今後ヒットとなるアニメ、漫画、映画など「素人からマニア」まで幅広く取り扱う同社の商品は売れ行きも良さそうです。業績は今後も期待できそうですので〝上昇の期待は有り〟と言えるのではないでしょうか!

※あくまで上昇の見込みがありそう…というだけですのでチラシの裏感覚で見てもらえたらと思います。投資は自己判断でお願いします。

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