株プロサラリーマンの相場雑感
昨晩の米国市場は、パウエル議長は前週末、ジャクソンホール会議での失望されての大暴落後で心配される環境の中、NYダウは午前中に一時-300ドル下落。
その後は、原油先物相場の上昇を受けて石油株が買われ、押し目買いが入り下げ幅を縮小する場面もありましたが、FRBが9月の次回FOMCの会合で、3会合連続となる0.75%の大幅利上げを決めるとの見方が広がり、ハイテク株や景気敏感株や個人消費関連株引けにかけて再度売られる展開となりNYダウは32,098.99ドル、前週末比-184.41ドルと続落。
ナスダック総合指数は、長期金利の上昇が投資家心理を悪化となりアマゾンやテスラ、半導体大手のエヌビディアなども売られ下落となりました。
雇用統計も控えていますので、相変わらず買いにくい局面ではありますというよりも、売り方は上昇したら叩けば良いという動きが強まっています。目先は一旦の反発はあるかと思いますが、長期金利の下落がないとハイテク株は攻めにくいところかと思いますが、売り方の買戻しもそろそろ入ってくる位置ですので、一旦の反発はありそうですね。
本日の指標は6月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、8月の米消費者信頼感指数があります。本日の米国市場も引き続き注意していきましょう。
日経平均株価は反発!再び28,000円超え!月末のリバランス、権利落ち
本日の日本株ですが、時間外取引での米株価指数先物高からも買い優勢のスタートとなりました。
直近の乱暴すぎる投げ売りで値頃感がでた銘柄が買われる展開となりましたが、やっぱ下落したところは買い場と見ている投資家が多いという感じですが、東証プライム銘柄の80%強が上昇と中々強い上昇でしたね。
米半導体関連は流れが悪いですが、国内の半導体関連は大型の【8035】東京エレクトロンを筆頭にどれもこれもしっかりの動きでしたが、日経平均株価は終値28,195.58円、前日比+316.62円、TOPIXは1,968.38ポイント、前日比+24.28ポイントと反発。
月末のリバランス狙いの買いなども入っていたのもありますが、さすがに週明けの落ち方はやりすぎでしたからね。
新興市場は、昨日売られた分がそのまま買われるという動きになりましたが、スタンダード市場は値上がり銘柄数836、値下がり銘柄数384、東証グロース市場は値上がり銘柄数354、値下がり銘柄数108としっかりと反発しましたね。
「人の行く裏道に道あり花の山」の格言通り!強烈な売りが出た時こそ勇気を出して買うべき!
今回の急落でやはり投げが来たところが買い場という感じになりましたね。私も昨日で【1357】ダブルインバースを利確して、その後は個別銘柄を拾っていましたが、円安進行という追い風もありますし、旅行者増加などインバウンド需要の復活、原発再稼働、内需での経済の支えがありますからね。
とは言っても米国市場が本格的に崩れればそうもいってられないわけですが、日本株は経済活動が今後本格的に…というところを考えても全体は買われる要素は多いと思っています。
内需株が良さそうですので、原発関連、旅行、円安メリット銘柄に注目していると記載しましたg、が、本日は【9501】東京電力は+3.42%としっかりの動き、【7011】三菱重工も+5%超え、【5480】日本冶金も上昇。
原発関連の小型の有望株【7711】助川電機工業は、さすがに連騰していたので、売られましたが、原発での売り上げが30%以上の小型株ですので、まだまだ化ける要素は高そうです。
旅行関連では【6561】ハナツアー、【6191】エアトリ、【6030】アドベンチャーはに注目していましたが全て上昇しましたね。この中では特に【6030】アドベンチャーを本命視しています。
その他、個別銘柄では【7042】アクセスグループがSTOP高となっていましたが、これはちょっと面白そうですね。
急騰の背景ですが、岸田首相が永岡文部科学相に対して年間30万人の外国人留学生の受け入れを目指す政府の目標を抜本的に見直し、更に留学生を増やすための新たな計画を策定するよう指示したというのが材料視されたわけですが、PTSもSTOP高張り付きとなっています。これはちょっと化ける可能性ありそうですね。
【6081】アライドアーキテクツ、【6177】AppBankはそろそろ急騰の予感!
今、一番注目している銘柄では【6081】アライドアーキテクツ、【6177】AppBankです。
ただ今日の反発で相場で、う~んという動きでしたが、【6081】アライドアーキテクツは業績抜群ですし、空売りも溜まってきています。そろそろと思っています。
【6177】AppBankはも買い板も厚くなってきていますし、出来高を見ても直近の急騰で飛びついた投資家の投げも一巡した感じです。これもここからかなと思っています。
STOP高銘柄ではありますが、日足、週足、月足とかなり面白い位置となっています【7376】BCCにも注目しています。
BCCは東証グロース上場、PER42.3倍、PBR2.08倍、利回り---%、時価総額12.7億円
創業20年、大手IT企業の営業部門への人材提供などのIT営業アウトソーシング事業を主力とし、介護レクリエーションなどヘルスケアビジネス事業も手掛ける企業です。
同社のテーマですが「介護関連」 「人材派遣」 「クラウドコンピューティング」 「営業・販売支援」 「アウトソーシング」 「業務支援」 「IT関連」 「介護テック」 「デジタルトランスフォーメーション」 「2021年のIPO」に該当します。
同社の保有ブランドですが、「スマート介護」 「介護レクサポーター」 「介護レク広場」 「介護レク広場.ブック」 「介護レク広場.book」 「思い出しカード」
依存先比率は、IIJ (17.8%) NEC (12.9%) NSSOL (10.9%)
主力事業は前身の会社の設立来から手掛けてきたIT営業アウトソーシング事業は、全売上高の8割強を占めていますが、直近の決算を見ても、デジタルマーケティング等により派遣取引先2社(東証プライム上場・グループ企業)増加。派遣取引社数は25社に増加、第2四半期の過去最高を更新する128名の派遣人数を達成しています。
第3四半期までに採用した42名のうち、既に23名が派遣・業務請負で稼働中、今後も続々と派遣予定 、 第4四半期においても採用の前倒しを実行し、今期累計50名超の採用を計画していますので、今後の伸びが期待できます。
ヘルスケア分野への新規参入・事業拡大を目指す大手IT企業に対する市場調査やプロモーションの支援が堅調に推移しています。
IT営業アウトソーシング事業では、旺盛な需要のもと中長期的成長を見据え、派遣人材の採用の前倒しを実施しています。
中堅・中小企業のDX化をより一層促進すべく、企業の理想的なネットワークを実現する新サービス「BCC managed cross(ビー シーシーマネージドクロス)」(通称、BMX(ビーエムクロス))を2022年4月に提供開始。世界的な半導体不足の影響が少ない「BMX」により新たな顧客需要の獲得を目指すと記載があります。
時価総額も12億円と小さいですが、テーマ性を考えても中身は中々面白く、何よりもチャートは日足は勢い抜群、週足、月足は底値という感じになっていますので、注目銘柄と見ています。
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