先週もですが祝日前の相場の急変で…テンション下がっている投資家も多そうですね。ただWBCでの日本の逆転劇…村上さんの一振り…感動しました。
それではここ最近の株式市場の動きに対してのおさらいですが、SVB(シリコンバレーバンク)の破綻からシグネチャー・バンクなど相次ぐ銀行の破綻…
金融不安が起こったことから米金融当局が前日に破綻2行の預金全額保護や銀行への新たな資金供給の仕組みを発表しましたが、その後さらには経営不振に陥っていた世界的な大手銀行大手クレディスイス銀行にも売りが波及…
バタバタとドミノの如く銀行株が倒れていく中で、銀行株の投げ売りが再燃して、米地銀のファースト・リパブリック・バンクが-47.11%と大幅続落とリーマンショックを彷彿とさせる銀行株の大暴落から投げ売り続出となりました。
世界的大手銀行クレディ・スイスはスイスの銀行大手UBSグループにより4300億円で買収合意!
経営不振が続くクレディ・スイスを財務の健全性が高かいスイス最大手のUBSが買収し、スイスの中銀もより強力な資金繰り支援を表明しましたので、一先ず大銀行の経営破綻の心配はなくなりました。
ですが、先週金曜の株価での時価総額は80億ドル程度ですおで、今回の4300億円の買収額は2022年末の帳簿上の純資産と比べると1割以下ですので、かなりのディスカウントですね。
これにより世界的金融システム不安への警戒感が若干は和らぎましたが、スイスの中央銀行や金融当局主導で、急展開の大型再編などが起こっています。クレディ・スイスの破綻回避や主要国の中銀による流動性供給強化の発表は安堵感から、昨日の米国市場は買戻しも入り上昇となりました。
ただどうしても懸念があるのは今回の問題は銀行株だけでなく投資ファンドでもかなり影響を与えており、業績的に逼迫しているところが多いです。
各国政府は連鎖的な破綻を防ぐ為に火消しに動いてはいますが、地銀などへの不安が払拭できておらず「預金流出」が今後も地銀で相次ぐという懸念はまだ残ると言えるでしょう。
FRBによるFOMCで利上げを0.25%とするかが焦点!市場予想通りなら日本株上昇
米国では、当局が次々に手を打っているので下落は一過性にすぎないなど言われていますが、投資家メンタルがかなり疲弊しているというかボロボロかと思います。
「21~22日のFOMCで利上げ幅を再び0.5%に拡大するほどではないと受け止められていますので予想通り」となれば、売られすぎの反動からも買戻しが全体として入ってくると言えます。
そして今回のFOMCでは重要な政策決定があります。巨額な規模に膨らんだFRBの保有債券が8兆6000億円以上、日本円で約1127兆円規模となっています。
このバランスシートついてどのような方針を示すかというのもかなり重要視されています。
正直こんな状況で0.5%の利上げ…
というのは考えにくいと思っていますが…、0.5%を続けるならば株価に対して追い打ちをかける状況となるでしょうし〝最悪のシナリオ〟まで想定されます。
急激な株価調整が起こりましたので需給の重さはしばらく残るかとは思いますが、短期間で値幅調整となったことからもFOMCを問題なく通過すれば、そろそろ底打ちとなってもおかしくないと言えます。
空売り比率は46%となっていますが、短期的には買いで攻めてよいかな?と思っています。
「億トレ」サラリーマンの注目銘柄 3967 エルテス
エルテスは2004年に創業、東証グロース上場、企業が抱えるデジタルリスクを予兆・検知・解決するソリューションを提供。SNS投稿を監視し、投稿内容のリスクをAIが判定するサービス「モニタリアン」を手掛ける企業となります。
同社のテーマは「ソフト・システム開発」 「コンサルティング」 「SNS」 「マーケティング」 「ソーシャルメディア」 「ビッグデータ」 「ブログ」 「電子政府」 「警備」 「テレワーク」 「データ分析・解析」 「サイバーセキュリティ」 「情報セキュリティ」 「IT関連」 「人工知能」 「IoT」 「Society5.0」 「デジタルトランスフォーメーション」に該当します。
同社の保有ブランドは「アイク・オーダー」 「インターナル リスク インテリジェンス」 「デジタルリスクラボ」 「AIK order」 「Internal Risk Intelligence」 「MIHALU」 「Vizkey」
GCC経営分析レポートによると株価10倍の予想も!!!
最近はニュースでもTwitterなどTiktokなどSNS発信で悪戯動画などが問題となり、ネット炎上や風評被害対策など、テクノロジーの発展で新たに生じる「デジタルリスク」から社会を守る事業を展開していますので人気の市場のテーマとも合致しています。
デジタルリスクの対応と一体化したDXを企業・自治体に展開していますが、フィジカルなリスク対応との融合を図るために警備事業にもM&Aで進出しておりテクノロジーの発展の支援と同時に発生するデジタルリスクへの対応を一体的に提供する独自ノウハウで高成⾧が本格化すると期待されています。
総額4-5兆円の市場領域で高成長・高収益を追及していることからレポートではシナリオ実現で時価総額10.6倍アップサイドも見込めるとしています。
四季報で来季予想が脅威的!AI、DX、メタバース関連!総額4-5兆円の市場領域で高成長・高収益を追求!
2022年にはSuishow(Suishowはブロックチェーンとメタバースで新たな価値を創出することを目指している東京大学と早稲田大学発のスタートアップ企業)と技術提携、自治体や企業がメタバース環境を安心して活用できる環境整備構築し、Web3.0時代に向けてメタバース構築サービスを開始しています。
同社のビジネスモデルは、企業や自治体に対して、リスクモニタリングやコンサルティング、AIやIoTを使った警備・セキュリティ業界のDX推進、デジタルガバメント領域での幅広い取り組みを推進する。エルテスは最先端のテクノロジーを活用し、イノベーションを生み出すことで、デジタルリスクに対処し、デジタルリスク事業において高い成⾧性と収益性が本格化すると予想される。その結果、財務的な持続可能性を確保し、社会の持続可能性に大きく貢献すると予想されています。
AIを使っての不正アクセス検知、メタバース空間の警備監視などメタバースxスマートシティメタシティ構想と「AI、DX、メタバース」の3つのテーマですので中々面白そうですね。
GCCレポートでは10年分の成長価値を織り込めば、株主価値は533億円としていますが、先日のSTOP高でも時価総額60億円、現状の時価総額の約10倍もの推計とされています。相場環境は不安が多いですが、中々期待ができそうな銘柄と思いましたので億トレ注目銘柄として記載します。
※あくまで上昇の見込みがありそう…というだけですのでチラシの裏感覚で見てもらえたらと思います。投資は自己判断でお願いします。
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