昨晩の米国市場は、米1月耐久財受注速報値は市場予想を下回る内容でしたが、米1月中古住宅販売成約指数が予想外の伸びとなり強弱まちまちとなりましたが、高止まりしていた長期金利が下落した事を好感して相対的な割高感が薄れた高PERのハイテク株や半導体に買いが入りました。
買い一巡後は、指標面でインフレや利上げ長期化を巡る投資家の懸念を和らげるには不十分な内容だったことから長期金利が下げ幅を縮小したことを嫌気して売りが入りましたがNYダウ、S&P、ナスダック総合指数共に反発となりました。
短期的に売られすぎでのあや戻しという感じはありますが、NYダウは前週に週間で1,000ドル超下落して今年最大の下げ幅を記録していましたからね。ただ3月入ってすぐに米サプライマネジメント協会(ISM)の製造業と非製造業の景況感指数など重要な経済指標の発表があります。
「とにかく指標と睨めっこでインフレ懸念が観測されれば売りがくる」
という図式ですし3月相場も指標との闘いとなりそうです。まだ荒れそうですしあれだけ売られた後にも関わらず戻しが弱いですからね。ドスンとくる売り物がある可能性がありますので注意しながら取り組むべきかと思います。
日本株も米主要3指標の反発から寄付きから買い優勢となりました。為替も136円台で推移していますので安心感とはなっていますね。本日は日経平均株価、TOPIXは小幅高でしたが東証プライムの銘柄を見ると値上がり805銘柄に対して値下がりは973銘柄となっています。
今まで強かった海運株や鉄鋼株が利益確定売りが入った動きですが、今日の動きを見ても利益確定を急ぐという動きもありやはり不安定ですね。新興市場は米長期金利の下落もあり急反発、スタンダード市場は、値上がり681銘柄、値下がり584銘柄、東証グロース市場は、値上がり334銘柄、値下がり157銘柄と、値上がりが優勢となりました。マザーズ指数は昨日2%下がってその分戻したという感じですが、安心できるという感じに動きではないです。
以前にも記載しましたが、気になっている点としては日本は植田新総裁の金融緩和姿勢継続と為替が心の支えとなっています。これもあって米国市場が急落しているのに27,500円近辺での揉み合いとなっていますが、空売り比率を見ますと41.7と売りが減っているのに上値が重たい…
私の基準ではありますが空売り比率50は問答無用で買いですが、40を割り込むと過去を見ても急落が来ています。
日経平均株価は底堅く推移はしていますが、3月9日のメジャーSQに近づくにつれて不安定な動きになりそうです。急落の可能性も考え日経平均株価が下落で儲かるダブルインバース(1357)やVIX指数(1552)などをここからはヘッジポジションとして保有しておくのもありかと思います。
基本的には急落して空売り比率が上昇したら買いという考えですので、もう一発ドスンと押して45を超えたら上で掴んだ投資家の投げも一巡し始める位置と言えます。
相場は意地悪なものですし、機関投資家はそういう嫌なところを狙ってきます。「個人投資家の投げが来て悲壮感が出たら買い」という目線は念頭に入れておきましょう。
今日の注目銘柄ですが、今個人投資家の間で人気の高いアースインフィニティを記載します。※ただこの銘柄はハイリスクハイリターン、まさに天国地獄の銘柄ですが…(苦笑)
投資家が注目する話題の銘柄 アースインフィニティ(3672)
アースインフィニティは東証スタンダード上場、2002年設立時の祖業はブレーカーの販売、同社の協力会社が製造したブレーカーを中小企業向けに販売・設置し、電気代削減のコンサルティングも行う小規模工場や飲食店向けの電力小売り事業を展開、現在は電力とガス供給をセットで展開する企業です。官公庁の入札案件にも参加、BtoG(Government)の契約などもあり電力不足が問題となっている今はテーマ性としても面白い銘柄です。
同社のテーマですが「省エネ支援」 「電子機器」 「ファブレス」 「特定規模電気事業者」 「省エネ関連」 「電力会社」 「都市ガス」 「エネルギー」 「2020年のIPO」 「メタバース」「トンピン銘柄」「トンピンさん」に該当します。
アースインフィニティは大物投資家トンピンさん(山田亨)の本命と言われる銘柄
アースインフィニティがここ最近で大暴騰しているのは、日々急騰銘柄をチェックしている投資家は殆どが知っているかと思いますが、過去に何度も大相場を手掛けているトンピンさんの本命銘柄と言われる銘柄です。
まずどういった方かと言えば、過去に何度も様々な銘柄で大相場を作った人物で投資家でも非常に人気も高く、昔でいえばK氏こと加藤晃さん的な相場師です。
過去のトンピン銘柄は株価2倍、3倍多数!MTジェネックス(9820)株価10倍!テンバガー超えも!
大物相場師と言われるトンピンさん銘柄はメチャクチャに買いが入って株価2倍、3倍は当たり前、過去にはMTジェネックス(9820)が株価10倍超えもあります。
ですが、業績関係なくで個人投資家が群がって提灯がつく動きとなりますので、梯子が外れると一気に大暴落するというのもトンピン銘柄の特徴です。
過去のトンピンさん銘柄でテンバガーとなったMTジェネックス(9820)はその後に逆テンバガーになっていますからね。
こういった銘柄はチキンゲームとなりますし、去年話題となったマツモト(7901)も同じ形になっています。
まさに天国地獄…高いところで買って売り時を逃すと地獄行きとなりますので、究極のハイリスクハイリターン銘柄と言えますね。
投資家注目のアースインフィニティ(7692)はここからどうなる?!引け後に株式分割を発表!
本日はSTOP安となりましたが過去のトンピン銘柄のMTジェネックス、ニチダイ、テリロジー、マツモト、三ッ星なども上昇過程でSTOP安となったりはありますので、今回のSTOP安は一旦のふるい落としとも見えます。
臨時株主総会も終わって、本日は引け後に4分割の株式分割の材料を発表していましたが4分割となれば、今まで買えなかった投資家も動きだしそうではありますので相場としては続きそうと見ています。
ですが、一旦崩れると上で掴んだ投資家の売りも出やすくなりますし、明日対して上げずにドスンときましたら信用買いで取り組んでいる投資家の投げが降ってくる可能性があります。
投資の参考にはしてほしくないですが「初押しは買い」という言葉もですが、10日線近辺(4000円)位まで下落すれば大きなリバウンドが取れる気もしますし、そこで反発となれば1万円超えという可能性もありますし、大相場に発展する期待もあります。
ただ上がり続ける株なんてないですし、今はまだ下値を買う投資家が多いですが、大口が売り始めたら当然STOP安連発になって投げたら売るに売れないという状況になりますので、本当これは信用買いで突っ込むのはやめた方が良いかと思います。
※トンピン銘柄は天国地獄ですので逃げ遅れたら地獄となりますので、本当ギャンブル銘柄です。全く買い推奨というわけではありません投資は自己判断でお願いします。
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橋本罫線考案者の故・橋本明男さんの意思を引き継ぐ稲垣社長や、グローバルな見地からコラムを執筆する王さんなどバラエティに富んだサイト。無料登録で「テンバガー候補銘柄」などプレゼント中。
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グラーツ投資顧問は、相場の福の神 藤本さんのコラムやカブ知恵代表取締役の藤井英敏さんのコラム「投資の方程式」などを無料掲載しているサイト。アドレス登録で「大本命3銘柄」を無料提供。